ヤクルト村上“確信歩き”の自画自賛2発 球団日本人最多44号到達も「60本打った外国人がいるので」

[ 2022年8月20日 17:46 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―2中日 ( 2022年8月20日    バンテリンD )

<中・ヤ>チーム日本人選手最多タイに並ぶ44号のホームランを放った村上は、44を手で作りポーズを決める(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトの頼れる主砲・村上宗隆内野手(22)が2本塁打を放ち、04年岩村明憲がマークした球団日本人シーズン最多44本塁打に並ぶ快挙を達成。4打数3安打2本塁打3打点の活躍で暫定ながら打率、本塁打、打点の主要打撃3部門のトップに浮上するも「狙えるものは狙いたいが、まずはチームの優勝が第一」と個人記録よりもチームの勝利を優先したいと明言した。

 村上は試合後のヒーローインタビューで2本とも“確信歩き”だった本塁打を振り返り「どちらも凄くいいホームランでしたし、ホームランが出るというのはいいスイングが出来ている証拠なので、これからもっともっと打ちたいです」と自画自賛。

 04年岩村明憲が記録した球団日本人シーズン最多本塁打に並んだことについては「記録に並べたというのは凄く光栄ですけど、ヤクルトにはやっぱ60本打った外国人選手(13年バレンティン)がいますし、まだまだ上を目指して頑張りたいと思います」と目標は02年松井秀喜(巨人)以来の日本人シーズン50本塁打という“大台”到達よりも先を見据えていた。

 今季は本塁打(44)、打点(107)ともに2位以下に大差をつけてトップを独走。打率も.329まで上昇し、この日ナイターを控える佐野(DeNA)の打率.326を暫定ながら抜き単独トップに浮上。令和初の3冠王へ向けては「打率は上がったり下がったりするものなので、特に気にはしてないです。個人の成績として凄くいい位置にいるので狙えるものは狙いたいですが、まずはチームの優勝が第一なので」と何よりもチームの勝利を優先したい意思を示した。

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