DeNA・牧 確信の2戦連発!逆転19号2ラン、球団史上初新人から2年連続20号王手 宮崎続いた8号

[ 2022年8月20日 18:48 ]

セ・リーグ   DeNA―広島 ( 2022年8月20日    横浜 )

<D・広>初回、2ランを放った牧(右)は佐野に迎えられる(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの牧秀悟内野手(24)が20日の広島戦(横浜)の初回に2戦連発となる逆転19号2ランを放った。続いて打席に入った宮﨑敏郎内野手(33)も2者連続となる8号ソロを放った。

 ハマスタ15連勝中の勢いは止まらない。先発の石田が初回に1点を失った直後だった。相手先発・遠藤に簡単に2アウトを取られれ後、3番・佐野が高めの初球ストレートを右前にはじき返し出塁。すると頼れる若き4番・牧が143キロの高めストレートを完璧に捉えた。打った瞬間の2戦連発となる19号逆転2ラン。左中間スタンド中段に飛び込む打球を見届けると、確信歩きから悠然とダイヤモンドを1周し、大盛り上がりのベンチの出迎えに白い歯がこぼれた。

 これで球団史上初となる新人からの2年連続20本塁打にリーチ。「何とか次につなげようと打席に入りました。もっと点を取って(先発の石田)健大さんを援護できるように頑張ります」と汗を拭った。

 逆転に沸く横浜スタジアムの歓喜が収まらぬうちに5番・宮崎もこれまた打った瞬間確信の左翼席中段に突き刺さる2者連続の8号ソロ。初回から“ハマスタ”のボルテージは最高潮に達した。

 牧は前日の同戦で7月14日の広島戦以来、約1カ月ぶりの18号ソロ。「久しぶりの光景だった。いい感触で捉えることができた」と話していた。この一発で、入団から2年連続でのシーズン100安打を達成。球団では59、60年の桑田武以来62年ぶり3人目となった。

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