DeNAプロ野球歴代3位タイ本拠地16連勝決めた代打・伊藤光「よし、やってやるぞと」山崎と雄叫びハグ

[ 2022年8月20日 23:12 ]

セ・リーグ   DeNA6―5広島 ( 2022年8月20日    横浜 )

<D・広>勝利しスタンドに向かって手を振る伊藤(左)とマスコットと手をつなぐ山崎(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのプロ15年目・伊藤光捕手(33)が20日の広島戦(横浜)で大仕事をやってのけた。5―5の同点の8回に代打で登場し決勝の中前打を放ち今季初の5連勝、そして本拠地連勝のプロ野球史上3位タイとなるハマスタ16連勝を呼んだ。

 雨の中で歓喜に沸くハマスタでのヒーローインタビュー。代打で決勝打を放った伊藤光は「ずっとベンチ裏で準備していたので“光、行くよ”と声を掛けられ“よし、やってやるぞと”と思っていきました」と興奮を抑えつつ笑顔で代打の場面を振り返った。そして打った場面については「何とか還そうと、心は熱く、心は冷静にいきました」と振り返り大きな拍手を浴びた。

 「今凄く(チームの)勢いはいいんですけど、どんな時でも必ずこういう展開がいつか来ると思っていたのが今日でした。僕はベンチでしたけど、自分が出た時に何できるのかっていうのを考えてやれていたのが、今日のこの結果につながったのかなと思っています!」と胸を張った。

 最後は1点リードのしびれる展開で守護神・山崎をリード。盗塁を差す場面で送球がそれ1死三塁というピンチを招いたことに「皆さんに迷惑を掛けてしまったんですけど、何とかヤスアキと一緒に、守備陣と一緒に頑張りました」と苦笑い。それでも最後はマウンド上の山崎とシンクロするようなド派手なガッツポーズを決め、雄叫びを上げながらハグ。「チームのみんなを代表して僕がやらせていただきました」とおどけたいぶし銀の33歳がいるDeNAの真夏の快進撃は、まだまだ続きそうだ。

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