ヤクルト高津監督 村上は「フォアザチーム。その姿勢を崩さないでやってくれたら、それなりの数字はつく」

[ 2022年8月20日 20:31 ]

セ・リーグ   ヤクルト7─2中日 ( 2022年8月20日    バンテリンD )

<中・ヤ>3回、ソロホームランを放った村上(左)を迎える高津監督(右手前)らヤクルトベンチ(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトは20日、敵地で中日と対戦し、7─2で快勝した。主砲の村上宗隆内野手(22)が2本塁打を放ち、04年岩村明憲がマークした球団日本人シーズン最多44本塁打に並び、投げては原樹理投手(29)が6回5安打1失点の好投でキャリアハイ更新となる7勝目(4敗)を手にした。

 試合後の高津臣吾監督の一問一答は以下の通り。

 ――打線がつながった。
 「ムネ(村上)の2発はすごく大きかったけれど、その前の四球、出塁があってのつながりだと思っているので、そういう面では(原)樹理のバントができなかったところもあったけれど、いいつながりができたのかなと思います」

 ――村上が2発。岩村明憲に並ぶ球団日本人最多の44号。
 「まだまだシーズン途中なので、監督としてはどんどん打ってくれというところで止めておきます」

 ――村上は3冠や王貞治の55本超えも狙える。
 「もちろん、いろんなことは期待するけれど、彼本人も間違いなく思っているのは、フォアザチーム。自分が打って勝つ、自分が内野ゴロでも点が取れることをすごく喜ぶ選手。その姿勢を崩さないで最後までやってくれたら、それなりの数字はつくんじゃないかと思います。今のままでチームのために一生懸命頑張ってくれたらそれでいい思います」

 ――2番に入ったキブレハンが初安打から2安打。
 「うれしかった。ヒット2本はすごく大きかったと思う。1本でて楽になったと思うし、2本目なんて、すごく大きなツーベースだったと思う。これで何か取っ払ってね、明日から気分よくプレーしてくれることを望んでいます。来日したころは、チャンスと結果がなかなか出なかったんだけれど、こうして1本2本でるとね、次を期待していますよ」

 ――山田が左脇腹に死球。
 「ちょっと息がしづらかったらしい。元気かどうかはあれとして、たぶん大丈夫ということだったので、また明日様子を見ながら」

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2022年8月20日のニュース