阪神・坂本 完璧リードを矢野監督絶賛「西勇の良いところを出していた」 連勝&完封勝利の立役者

[ 2022年8月20日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神4―0巨人 ( 2022年8月19日    東京D )

<巨・神>9回2死一塁、岡本和を三ゴロに仕留め、巨人に完封勝利した西勇(左)は坂本と抱き合う(撮影・平嶋 理子)
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 阪神・坂本が、連日の先発マスクでチームを連勝に導いた。バッテリーを組んだ西勇の完封を好リードでアシスト。1点リードの7回2死一塁では岡本和を初球から3球連続のスライダーで追い込むと、最後は4球目のカーブで空振り三振に斬るなど配球がさえた。

 「テンポ良く投げていたし、積極的に打ちにきていたので早めに勝負球になると話をしながら。コントロールが良い投手で、コースにもサイドにも低めにも緩急も使えるので、ランナーをためないようにやった結果が良かったんじゃないか」

 序盤から積極的に打ちに来る巨人打線を空転させるように、アウトを量産してリズムをつかんだ。先輩右腕は「昼から(坂本)誠志郎と入念に打ち合わせしましたし、配球をしてくれることに対して自分が応えるだけかなと思ってました」と称賛。矢野監督も「(リードは)一番の持ち味。(西勇の)良いところを誠志郎(坂本)が出したところはあったと思う」とうなずいた。

 チームに再上昇のきっかけをつくった背番号12。その存在感が際立ってきた。

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2022年8月20日のニュース