巨人　ミスター見守る中で17年ぶり2年連続阪神戦負け越し決定　今季ワーストタイ5連敗で借金6

セ・リーグ   巨人1―5阪神 （ 2022年8月20日    東京D ）

＜巨・神＞ベンチで厳しい表情の原監督（撮影・沢田　明徳）
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　巨人は長嶋茂雄終身名誉監督（86）が見守る中で阪神との伝統の一戦に連敗を喫し、今季ワーストタイで2カ月連続＆今季3度目となる5連敗。2003～05年の3年連続以来17年ぶりとなる2年連続の阪神戦負け越しが早くも決まった。

　2カード連続負け越しも決定し、今季ワーストにあと1と迫る借金6。阪神戦は今季初対戦だった4月1～3日（東京D）に同一カード3連勝を飾って以降これで6カード連続負け越しで、本拠・東京ドームでの阪神戦も3カード連続負け越しとなっている。

　プロ3勝目を目指した先発右腕・堀田が2回2死走者なしから先制を許すと、3回にも2死走者なしから佐藤輝にバックスクリーン左へ18号ソロを浴びて3回3失点KO。2番手左腕・高木も登板直後に2失点するなど相手の勢いを止めることができなかった。

　打線はMAX156キロだった相手先発右腕・藤浪から6安打しながらも要所を抑えられた。0―5で迎えた6回に丸が7試合ぶりとなる23号ソロを放って1点を返したが、得点はそれだけ。4回には先頭・丸が、5回には先頭・若林がそれぞれ二塁打を放ったが、ともに後続が打ち取られて三塁に進むことができなかった。藤浪が巨人戦で勝利投手となるのは2016年4月5日（東京D）以来6年ぶりで、巨人の対藤浪は7連勝でストップした。