DeNA今季初5連勝でハマスタ16連勝!三浦政権最多の貯金8「球場の雰囲気の中で、全員でね」

[ 2022年8月20日 22:30 ]

セ・リーグ   DeNA6―5広島 ( 2022年8月20日    横浜 )

<D・広>マスコットとグータッチする三浦監督(撮影・村上 大輔)
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 DeNAが広島との雨中の激闘を制し球団記録をさらに更新し、本拠地連勝のプロ野球史上3位タイとなるハマスタ16連勝を飾った。昨年6月以来となる今季初の5連勝を決め、三浦監督体制2年目で最多となる貯金8とした。これで8月15戦を戦い驚異の13勝2敗。この日デーゲームで勝利した首位ヤクルトとのゲーム差は5のままとなった。

 激闘を終えた三浦監督は苦笑いを浮かべながら「いや本当にあの~、みんなよく頑張ったと思います」とホッとした表情を見せた。先発・石田の交代の場面については「健大はよく粘って投げていましたけども、あとはリリーフに任せてつないでいこうと…よく7回途中まで投げてくれたと思います」と96球の熱投を称えた。

 そして8回に殊勲打を放った代打の伊藤光について「みんながみんなつないで、光が本当に追い込まれながらも粘り強くしっかり決めてくれました」と目を細めた。21日も横浜での一戦。目線を上げながら「こういう勢い、流れで、球場の雰囲気の中で戦わせてもらっているので、また明日も全員でね、戦っていくしかないんで。また頑張ります!」と笑顔で語り引き揚げていった。

 入江がまさかの被弾で5―5の同点となった8回だった。最大4点リードを追いつかれても、諦めない姿勢を貫くのが今のDeNAだ。宮崎が強烈な一塁ライナーに倒れ悔しさをあらわにすると、続くソトが中越え二塁打で出塁。柴田が二ゴロに倒れ、嶺井が死球で2死一、三塁。ここで入江に代打・伊藤光が送られる。そして相手4番手・松本の3球目143キロストレートを中前にはじき返した。伊藤光の気迫のこもった一打ですぐさま勝ち越しに成功すると、ハマスタのボルテージはMAXに達した。9回は守護神・山崎が1死三塁のピンチを切り抜け雄叫びの28セーブ目。5連勝でハマスタ16連勝を決めた。

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