ヤクルト 阪神に完敗してマジック再消滅、10ゲーム差に 阪神戦19イニング無得点 山田は途中交代

[ 2022年7月29日 21:10 ]

セ・リーグ   ヤクルト0ー6阪神 ( 2022年7月29日    甲子園 )

<神・ヤ>交代を告げる高津監督(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトは後半戦スタートとなった阪神戦(甲子園)に零敗を喫して「41」が点灯していた優勝マジックが再び消滅した。2位・阪神とは10ゲーム差。最大28あった貯金が21となった。ヤクルトの零敗は今季6度目。阪神戦は今月8日の対戦(神宮)から2試合連続零敗で5月19日(神宮)の8回から19イニング連続無得点となった。

 3月の今季開幕戦に続いて後半戦でも開幕投手を任された小川が初回先頭から3連打されるなどいきなり3点を失い、4回7安打4失点KO。6月28日の広島戦(マツダ)以来31日ぶりとなる今季6勝目を逃し、今季5敗目(5勝)を喫している。

 打線は相手先発右腕・西勇に7回まで一度も三塁を踏めず散発4安打零封されると、加治屋、渡辺、岩貞のリレーに最後まで無得点に封じ込まれた。0―3で迎えた2回、村上の右飛と中村の左飛はともにフェンスぎりぎりの打球で狭いホーム神宮なら本塁打かという当たりだったが、広い甲子園では無念の結果に。3点を追う4回は山田の安打と敵失で1死一、二塁としたがサンタナ、中村が凡退。4点を追う6回にも塩見の安打と村上の四球で2死一、二塁としたが、サンタナが打ち取られた。

 また、新型コロナウイルス陽性で離脱していた40歳の青木が出場選手登録され、7回に代打で登場。3週間ぶりの戦列復帰で二塁方向へ鋭い打球を放ったが、糸原の好守に阻まれた。同じく新型コロナ陽性と判定され、24日の広島戦(神宮)で登録即先発して決勝アーチを放ち、球宴にも出場した山田は2打数1安打だった5回の守備からベンチに下がっている。

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