大谷翔平 4回にソロアーチ被弾、5回にも1失点 勝てば104年ぶり「2桁本塁打&2桁勝利」

[ 2022年7月29日 12:00 ]

ア・リーグ   エンゼルス―レンジャーズ ( 2022年7月28日    アナハイム )

<エンゼルス・レンジャーズ>エンゼルス先発の大谷(撮影・大森 寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は28日(日本時間29日)、本拠地エンゼルスタジアムでのレンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で今季17度目の投打同時出場。3回まで無失点に抑えていたが、4回に1失点し先制点を許すと、5回にも失点した。勝利投手になれば、1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる同一シーズン「2桁本塁打&2桁勝利」の偉業を成し遂げる。

 チームの40日ぶりの3連勝をかけてマウンドに上がった初回は、セミエン、シーガー、ハイムに3連打されて無死満塁としたが、ロー、ガルシア、タベラスを3者連続空振り三振に仕留めた。2回は2三振を奪い3者凡退、3回は1死からシーガーに右前打されたが、ここまで6打数6安打7打点と打ち込まれていたハイムを一ゴロ併殺打に打ち取った。4回は先頭にローに甘く入ったスライダーを右中間にソロ本塁打されて先制点を許したが、続くガルシア、タベラス、カルフーンを3者連続三振に仕留めた。5回は2死一塁からはシーガーに右中間適時二塁打されて2失点となり、続くハイムからは空振り三振を奪った。6回は先頭のローに左翼線三塁打されたが、ガルシア、ダベラスから三振を奪い、カルフーンを右飛に打ち取った。

 打っては、初回無死の第1打席はレ軍の先発右腕ハワードの前に一ゴロ、3回1死二塁の第2打席はニゴロ、左腕バークと対戦した6回無死の第3打席は中飛だった。

 前回登板の22日(同23日)のブレーブス戦では「1番・投手兼DH」で先発。6回1/3を投げ、5試合連続2桁三振となる11三振を奪ったが、2本塁打を被弾するなど6安打6失点で5敗目を喫した。打っては3打数無安打1死球だった。

 前日27日(同28日)のロイヤルズ戦では「1番・DH」で3打数1安打2四球。この日の試合前までの通算成績は、投手は16試合で9勝5敗、防御率2・80、打者は95試合で354打数91安打、打率・257、21本塁打、59打点、11盗塁となっていた。

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