大谷、104年ぶり偉業また持ち越しにファン「援護なく…これに尽きる」「打線良いチームなら…」

[ 2022年7月29日 13:48 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―2レンジャーズ ( 2022年7月28日    アナハイム )

<エンゼルス・レンジャーズ>降板後、ベンチで厳しい表情の大谷(撮影・大森 寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は28日(日本時間29日)、本拠地エンゼルスタジアムでのレンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で今季17度目の投打同時出場。6試合連続2桁奪三振となる11三振を奪い、6回98球を投げて2失点と粘りの投球を見せたが、打線の援護なく、1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる同一シーズン「2桁本塁打&2桁」の偉業は持ち越しとなった。打っては4打数無安打だった。エ軍は0―2で敗れて、40日ぶりの3連勝はならなかった。

 104年ぶりの偉業がまたも持ち越され、インターネット上には「打線が奮起してエースの炎の投球をしっかりと支え援護していれば」「ピッチャーとしての成績は素晴らしいが、貧打が続くのを見てるのがつらい」「打線の良いチームなら勝ってても不思議のない内容、もどかしい」「ヒット5本中4本が長打だったのに全く活かせない打線に問題ありすぎ」「援護なく…これに尽きるな」などの声が上がった。

 チームの3連勝をかけてマウンドに上がった大谷は初回、いきなり3連打を浴びて無死満塁としたが、ロー、ガルシア、タベラスを3者連続空振り三振。2回以降も粘りの投球で、4、5回に1失点ずつしたが、6回を8安打2失点。6試合連続2桁三振となる11三振を奪う力投を見せたが、打線の援護がなかった。これで通算成績は、投手は17試合で9勝6敗、防御率2・81、打者は96試合で358打数91安打、打率・254、21本塁打、59打点、11盗塁となった。

 前回登板の22日(同23日)のブレーブス戦では「1番・投手兼DH」で先発。6回1/3を投げ、5試合連続2桁三振となる11三振を奪ったが、2本塁打を被弾するなど6安打6失点で5敗目を喫していた。

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