エンゼルス大谷、1安打1打点で連勝貢献 さあ今度こそ104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」

[ 2022年7月29日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス4-0ロイヤルズ ( 2022年7月28日    カンザスシティー )

<ロイヤルズ・エンゼルス>7回、大谷は中前適時打を放つ(撮影・大森  寛明)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(28)は28日(日本時間29日午前10時38分開始)、1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利&2桁本塁打」を懸けて本拠でのレンジャーズ戦に先発する。日米野球ファンの注目を一身に集めるマウンドとなる。

 大谷はこの日のロイヤルズ戦前にブルペン入りし31球を投げた。打者出場した試合では1安打1打点でチームの2連勝に貢献。ベーブ・ルースが記録した1918年以来104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を懸け、28日(日本時間29日)のレンジャーズ戦に登板する。チームの連勝は6月27日以来で、偉業達成へ勢いづいた。

 日米ファン注目のマウンドだが、それ以上に熱い視線を送るチームが数多く存在する。8月2日(同3日)の移籍期限が近づき、米メディアはトレードの話題一色。23年オフにFAとなる大谷はチームの低迷も重なり、その中に名前を連ねる。大リーグ公式サイトは23日にエンゼルスが大谷を「放出する考えはない」と報道。記事では複数球団のトレード打診に、エ軍が応じていないと説明した。だが、米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は翌24日に「トレードの打診は続いている」と伝えた。

 今回のトレード期限までの移籍の可能性は低いが、予断は許さない。またシーズン終了後にはトレードの話題が再燃することは必至だ。スポニチ大リーグ取材班はエ軍を除く29球団の担当記者に獲得の可能性、起用法、契約規模などを取材。既に米メディアではエ軍側へ接触したとされるメッツや、ドジャース、レッドソックス、ヤンキース、マリナーズ、ジャイアンツ、ブルージェイズ、ホワイトソックス、フィリーズ、ナショナルズ、カージナルスの11球団が獲得への本気度が高いことが分かった。(柳原 直之)

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