花巻東・麟太郎 新主将で東北勢初の日本一導く 左手人さし指手術も判明

[ 2022年7月29日 04:30 ]

花巻東・佐々木麟太郎
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 怪物が主将として東北勢初の日本一を狙う。花巻東・佐々木洋監督(47)の長男で高校通算74本塁打を誇る麟太郎内野手(2年、写真)が28日までに新チームの主将に就任したことが分かった。また今夏の岩手大会準決勝の盛岡中央戦で守備の際に起きた接触プレーにより左手人さし指を骨折し28日に手術を受けたことも判明。スイングの再開までに約2週間かかる見通しだ。

 今夏の岩手大会は水沢との準々決勝で高校通算74号を放ち巨人・岡本和(智弁学園)を超えた。準決勝では盛岡中央に2―3で敗れるも最速152キロ右腕・斎藤響介(3年)から2安打。その試合の3回の一塁守備の際に起きた接触プレーで左手人さし指を骨折したが、5回に斎藤が投じた144キロ直球を執念で右前打するなど勝利への執念を見せた。

 早実・清宮(現日本ハム)の高校通算最多とされる111本塁打の更新も期待される長距離砲は、OBの菊池雄星(ブルージェイズ)、大谷翔平(エンゼルス)らを育てた名将の父とともに、まずは秋の岩手制覇を狙う。

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2022年7月29日のニュース