日本ハム・新庄監督　6戦ぶり復帰戦を白星で飾る!　2カ月ぶり復帰の宮西も好投し後半戦“快幕”

パ・リーグ   日本ハム2ー1楽天 （ 2022年7月29日    楽天生命 ）

＜楽・日＞6回途中で降板したポンセを出迎える新庄監督（撮影・西川祐介）
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　リーグ最下位の日本ハムは“後半戦”初戦となる3位・楽天戦に2―1で勝利し2連勝。先発のコディ・ポンセ投手（28）は5回2/3を2安打1失点の好投で2勝目。約2カ月ぶりの登板となった宮西尚生投手（37）も好リリーフを見せるなど勝利に貢献。新型コロナウイルスの影響で6戦ぶりにベンチ入りした新庄監督へ白星を贈った。

　先発のポンセは3回、2死二、三塁から小深田に右前適時打を浴び先制点を許すも追加点は与えず。4回には気迫のこもった投球で島内と鈴木大を空振り三振に仕留めるなど5回まで1失点と力投した。

　打線は楽天先発・滝中の前に5回まで2安打と封じられるも6回に奮起。中島が中前打でこの日初めて先頭打者が出塁すると、ヒットエンドランのサインで今川が右前打。三塁を狙った中島がスライディングすると、右翼・武藤からの送球が背中付近に当たりボールが転々としている間に同点のホームを踏んだ。

　さらに1死二塁から近藤が中前適時打を放ち、2―1と逆転に成功。続く万波も左前打で続き、なおも1死一、三塁としたが追加点とはならず。清宮の打席で2球目に、今シーズン何度も披露してきた“ダブルスチール”を狙うも三走・近藤は本塁で憤死。2死二塁となって清宮は左飛に倒れ3点目は奪えなかった。

　6回も続投となったポンセは小深田と浅村を打ち取ったところで降板。2番手として約2カ月に1軍復帰を果たした宮西がマウンドへ。島内を二ゴロに封じると7回も続投し、茂木と鈴木大を打ち取るなど打者3人を封じ降板した。

　3番手の井口も1回1/3を1安打無失点の好リリーフ。9回は4番手の北山、5番手・北浦と細かい継投で逃げ切りに成功。最後は2死一、二塁のピンチで鈴木大に中前へ抜けるかという鋭い打球を飛ばされるも、遊撃手の中島が華麗なダイビングキャッチ。中島の好守により“後半戦”白星発進を飾った。