楽天・石井監督 先発・滝中は「出だしは良かった」逆転負けで後半戦黒星発進も「一つ一つ」

[ 2022年7月29日 22:24 ]

パ・リーグ   楽天1ー2日本ハム ( 2022年7月29日    楽天生命パーク )

<楽・日>9回、空振り三振に倒れた浅村に、ベンチの石井監督(中央左)ら楽天ナインもガックリ(撮影・西川祐介)
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 楽天は29日、本拠地で日本ハムに逆転負けを喫し、後半戦は黒星スタートとなった。0―0の3回、2死二、三塁で小深田が右前適時打を放って先制。先発・滝中も5回までわずか49球で2安打無失点に抑える好投を披露した。ところが6回に4安打を浴び、さらに味方失策も絡む不運もあって2点を失った。7回6安打2失点(自責0)で試合をまとめたものの、打線は4回以降に追加点を奪えなかった。

 先発の役割を果たしながら6敗目を喫した滝中は「負けてしまったので申し訳ない。それだけです。先頭打者を追い込んでから連打を打たれ、やってはいけない点を2点も与えてしまっている。こういう投球をしていたら勝てない」と悔しがった。

 またしても「ブラック・フライデー」の呪縛は解けなかった。金曜日の試合は5月13日の西武戦から11連敗。カード頭の試合を落として波に乗れない状況が続いている。
 
 以下、試合後の石井監督の一問一答。
 
 ――滝中の投球はどう見た?
 出だしはかなり良かった。ただ、6回はちょっとつながれ過ぎててしまった。打者への入り方を少し慎重になってもよかったけど、全体的に見ればナイスチッピングだった。

 ――相手先発のポンセを攻略できず。
 前回も抑えられたので、早い回になるべく点を取りたかった。球数は投げさせたので、その辺はうまくいったんですけど、外角の球の見極めが難しい投手。その辺に苦労した。

 ――コロナ療養明けの西川が1打席目に二塁打を放った。
 出だしにしっかり(塁に)出てくれたので、そのまま継続してやってくれれば。

 ――あす(30日)は田中将が先発する。
 一つ一つ(戦う)というところは常に変わらないので、しっかり良いゲームができれば。土日なのでいっぱいファンの方が来られると思うので、良い試合をしたいと思います。
 

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2022年7月29日のニュース