広島・佐々岡監督「エースに託したいという気持ちだった」　後半戦開幕託した大瀬良が4失点KOでガックリ

セ・リーグ   広島0－9中日 （ 2022年7月29日    マツダ ）

＜広・中＞1回2死、ビシエド（右）にソロ本塁打を打たれた大瀬良　（撮影・奥　調）
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　広島・佐々岡監督が、KOされた先発の大瀬良に苦言を呈した。

　大瀬良は7安打4失点と崩れ、今季最短に並ぶ3回で降板。序盤から苦しい投球が続いたことに同監督は「甘いところを打たれている。ボールに力がなかった」と話し、2被弾（その後、松本も1本塁打を浴びた）を許したビシエドに対しては「そういう（低めの）ボールを打たれた。バッテリー間でしっかりと、きょうはこれだけ打たれたことを考えないといけない」と苦虫をかみ潰したような表情で振り返った。

　後半戦の開幕戦を託したのは、エースとしての信頼からだった。「やっぱりエースに託したいという気持ちだった。僕の気持ちはやっぱり頭というところで、エースとしていってほしいという気持ちが強かった分、いかせました」との思いを明かした指揮官だったが、背信の3回4失点KOには苦言を呈して、次回の奮起を期待した。

　また、8回1死まで中日・高橋宏に無安打投球に抑えられた打線については「次はしっかりとリベンジできるように、また当たるでしょうしね」と話していた。