栗山ジャパン、11月強化試合VS豪州は最強打線で挑む 「この戦いが唯一の準備期間」投手は疲労考慮も

[ 2022年7月29日 05:10 ]

笑顔でガッツポーズする侍ジャパン・栗山監督(撮影・尾崎 有希)
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 来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組(東京プール、3月9日開幕)の対戦カードと準々決勝の日程が28日、発表され、栗山英樹監督(61)率いる侍ジャパンの初戦は開幕9日に中国、10日に宿敵・韓国、11日に予選勝者、12日にオーストラリアとの対戦が決まった。また、11月9、10日にWBCで同組のオーストラリアと強化試合(札幌ドーム)を行うことも発表された。

 3月の台湾戦が中止となり、11月の強化試合は栗山監督にとっては初の対外試合。「この戦いが唯一の準備期間」とした栗山監督は、メンバーについてメジャー組は招集しない方針を示して「投手は(シーズンの)疲労を考慮するが、野手はある程度の方向性を出して戦いたい」と説明。本番をにらんだ国内組最強野手を集める考えで、ヤクルト・村上、ソフトバンク・柳田、オリックス・吉田正らが候補とみられる。

 5チームで競う1次ラウンドは、2戦目に宿敵・韓国との対戦も決定。「(韓国戦は)必ず物凄いゲームになる。やるからには何が何でも勝たないといけない」と世界一奪回へ意欲を示した。1次ラウンドは上位2チームが準々決勝に進出。前回までは1次ラウンド後に総当たりのリーグ戦を行い準決勝進出を決めていたが、今大会は準々決勝からトーナメント形式となり、キューバ、台湾などが入るA組を勝ち抜いたチームと戦う。(秋村 誠人)

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2022年7月29日のニュース