ヤマハが2年連続で初戦敗退 エース・佐藤の力投も打線援護できず

[ 2022年7月21日 17:25 ]

第93回都市対抗野球大会第4日 1回戦   NTT東日本(東京都)2―1ヤマハ(浜松市) ( 2022年7月21日    東京D )

<NTT東日本・ヤマハ>7回、逆転2ランを浴び、呼吸を整えるヤマハ・佐藤(右)。左は川辺(撮影・木村 揚輔)
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 強打で東海地区を1位通過してきたヤマハが本大会では打てない。昨年、今年と初戦で姿を消した。

 3回、川辺が弾丸ライナーで左翼席に運び先制。しかしNTT東日本の沼田、救援の三宮(明治安田生命から補強)の両左腕から追加点が奪えない。先発のエース左腕・佐藤も「あと1点でも欲しかった」と毎回が全力で抑えてきたが、7回2死から逆転2ランを浴びて涙を飲んだ。

 「疲れは感じてなかった。7回は2死からヒットを許し“やっちゃった”と思った。相手は足を使ってくるので100%打者に集中せずに投げてしまった」と逆転の場面を振り返った。室田信正監督は「佐藤は本当に良く投げてくれた。初戦の難しさは昨年もそうだし、伝えてきたが足りなかったか。自分の反省点です」と選手をかばった。

 佐藤は被安打5の10奪三振。それでも敗戦投手。野球の怖さを象徴するような試合だった。

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2022年7月21日のニュース