日本通運 大会通算50勝目 投打かみ合う快勝で2回戦進出

[ 2022年7月21日 13:41 ]

第93回都市対抗野球大会第4日 1回戦   日本通運(さいたま市)7―0宮崎梅田学園(宮崎市) ( 2022年7月21日    東京ドーム )

都市対抗野球  <日本通運・宮崎梅田学園>力投する日本通運の先発・相馬(撮影・木村 揚輔)
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 日本通運が3投手のリレーと好機にたたみかける攻撃で宮崎梅田学園に快勝した。

 先発した左のエース相馬が初回の三者三振を皮切りに140キロ中盤のストレートに変化球を決めて連打を許さない。「副主将なんでチームに背中でハッパをかけたい」と7回まで無失点で役目を終える。高野脩、川船と1イニングを抑え完封リレーが完成した。

 「相手が左打者が多いのと経験も含め相馬に先発を任せました。安心して見ていられました」とベンチで常に笑顔を見せた沢村幸明監督は殊勲の一番手に相馬の名を挙げた。打線も3回2死二塁から添田が右前に先制打。明大4年春には首位打者にも輝いた好打者。「まず先制しなくちゃと思っていた。内角のフォーク。うまく打てたと思う」と、添田の一打が火付け役となって7得点につながった。

 これで都市対抗通算50勝目。最近は2回戦で敗れる年が続いている。「(次戦の)セガサミーさんには全員でぶつかっていきたい。監督の西田さんは法政の先輩だし胸を借りるつもりでね」と話した。投打が噛み合っての2回戦進出。今年の日通はひと味違う雰囲気が漂っている。

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2022年7月21日のニュース