コロナ禍の巨人・山口寿一オーナー「明日の試合は困難だと思っている」　22日から名古屋で中日3連戦

巨人・山口寿一オーナー
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　巨人・山口寿一オーナーは2日間でチーム関係者57人が集団感染した事態を受けて、あす22日の中日戦（バンテリンドーム）の開催は困難との見通しを示した。この日はオーナー会議に出席。「今日またPCR検査を行っている。結果はまだ聞いていないが、現状では明日の試合は困難だと思っている。名古屋への移動となるが、今のままだと新幹線に乗れる選手の数が極端に少ない。少なくとも明日は無理かなと。それ以降は、また検査の結果を見ながら考えていくことになると思う」と説明した。

　巨人はこの日は公式戦が予定されておらず、あす22日から敵地での中日3連戦が予定されている。前日のナイターのヤクルト戦後に、選手20人ら計38人が陽性判定を受けたことが判明。菅野、岡本和、丸、中田ら1軍の主力も多く含まれた。

　山口オーナーは「極力公式戦を休まない、例え戦力が落ちたとしても予定された試合は必ず行うという方針でこの2年半やってきた。ただ今回はさすがにちょっと参りました。1、2軍で同時に一気に感染者が増えることは想定していなかった。今後、こうしたことが起きないように対策を考えなければならない。当面、速く公式戦が再開できるように、そこに全力を尽くしたいと思います」と話した。