石川大会初ベスト4の鶴来、エース中家が2打席連続本塁打で投打にけん引

[ 2022年7月21日 15:37 ]

第104回全国高校野球選手権石川大会・準々決勝   鶴来14―4北陸学院 ( 2022年7月21日    石川県立 )

高校野球石川大会準々決勝で2打席連続本塁打を放った鶴来・中家
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 公式戦初の本塁打が、まさかの2打席連発。公立の鶴来のエース中家らい(3年)が初回に先制ソロを右翼に放つと、2回の第2打席では右翼ポール際へ3ラン。7回コールドでの初のベスト4にチームをけん引した。

 「1本目は真ん中のカーブ。2本目は想定していなかったインコースの真っすぐだったけど、肘が抜けて、いい感じで振り切れた」

 練習試合などで15本の本塁打を放ってきたが、公式戦ではこれが初本塁打。しかも2本連続。中3からスイッチに取り組み、振り込んできた左打席での快挙に笑顔を見せた。

 準決勝の相手は星稜。昨年夏の大会では敗れたものの、2年生エースとして8回6安打1失点の投球で大きな自信を得た。「リベンジをするだけ。怖いとは思っていない」と中家は気合を入れた。

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2022年7月21日のニュース