DeNA・大貫 チームトップの7勝目 5カード連続勝ち越し&勝率5割復帰で2位キープ

[ 2022年7月21日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA6―4中日 ( 2022年7月20日    バンテリンD )

<中・D>力投する先発の大貫(撮影・椎名 航)
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 大黒柱不在は全員でカバーする。DeNA・大貫が、その精神を体現した。7回途中2失点でチームトップの7勝目を挙げた。

 「回の途中でリリーバーに託してしまい悔しいが、昨年の6勝を1つ超え、ホッとしている」。6回まで4安打無失点、打線の3本塁打による5点の援護にも恵まれた。18日の試合途中に牧が「左足関節骨棘(こっきょく)障害」を発症し離脱。チームの危機に大貫も「豆苗道」を貫き奮起した。愛称は「豆苗」。細身の体でチーム内で定着したが、自身も自宅で豆苗を育て口にする。酷暑を乗りきるための栄養バランス維持の一環。強い精神力は豆苗に支えられている。

 これで5カード連続勝ち越し、勝率5割復帰で2位もキープ。「今はみんなが野球を楽しんでいる」と笑った。(大木 穂高)

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2022年7月21日のニュース