西武 痛恨逆転サヨナラ負けで3連敗…守護神・平良がまさか 山川2戦連発29号も空砲

[ 2022年7月21日 21:42 ]

パ・リーグ   西武4ー5ロッテ ( 2022年7月21日    ZOZOマリン )

<ロ・西>9回、サヨナラを許しベンチに引き揚げる平良(撮影・沢田 明徳)
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 西武は21日、ロッテとZOZOマリンで対戦。山川穂高内野手(30)が、2試合連続の29号ソロを放つなどしたが、9回に逆転サヨナラ負けを喫し3連敗となった。先発の今井達也投手(24)は7回4安打2失点と好投したが、14日の今季初勝利に続く2勝目はならなかった。

 先発・今井は初回、四死球も絡んでいきなり1死満塁のピンチを招くと、山口の遊ゴロの間に走者が還り先制点を許す。なお2死一、三塁から佐藤都に適時打を打たれ0-2とされる。

 ロッテ先発・二木の前に3回まで1安打に抑えられていた打線だったが、4回1死走者なしで山川が、低めの直球を捉え19年以来3年ぶり30号に王手をかける29号ソロ。「徐々に状態が良くなってきていると思います。久々にストレートを打てたので、それがうれしかったです」。主砲が2戦連発となる特大の一発を左翼スタンド上段へと叩き込み1点を返し、反撃ののろしを上げた。

 すると6回1死満塁のチャンスでは「満塁男」中村が、二木の144キロ直球を捉えて中堅フェンス直撃の走者一掃の3点二塁打。4-2と逆転した。今季は満塁弾こそないものの、満塁の場面では4打数2安打7打点と勝負強さを発揮している。中村は「打ったのは真っすぐです。ランナーを還せて良かった。今井くん、頑張れ!」と、先発の今井を援護した。

 その今井は2回以降ロッテ打線を0点に封じ、7回4安打2失点で救援陣にマウンドを託した。ところが迎えた9回、守護神・平良が逆転を許し、まさかのサヨナラ負け。チームは3連敗となった。

 ▼平良 今日打たれた球は抜け球でした。運も味方してもらえるよう今後もしっかり自分のピッチングをしていきたいと思います。

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