能代松陽11年ぶり夏の甲子園切符!秋田南を6-3で下し現校名では初聖地

[ 2022年7月21日 15:22 ]

第104回全国高校野球選手権秋田大会決勝   能代松陽6-3秋田南 ( 2022年7月21日    こまちスタジアム )

こまちスタジアム
Photo By スポニチ

 能代松陽が秋田南を6―3で下し、校名が能代商だった2011年以来、11年ぶり4度目の甲子園大会出場を決めた。沖縄・興南に次ぐ、全国2校目の「第104回全国高校野球選手権大会」(8月6日から17日間、甲子園)への切符。秋田南は春夏通じて初めての甲子園大会出場はならなかった。

 能代松陽は初回に秋田南に先制されたものの2回に加賀谷恭の適時打で追いつき、3回には2点を加え勝ち越した。

 5回には秋田南に2点を奪われ追いつかれたが、その裏の攻撃でまたしても加賀谷恭の適時打などで3点を加え、再び勝ち越しに成功した。

 投げてはエース・三浦凌輔が9回を投げきり、追いすがる秋田南を振り切った。

 投打で圧倒した。1、2回戦をともに7回コールド勝ちし、勢いを得ると、準々決勝では最速144キロのエース・三浦凌輔(3年)が1失点完投。打線も中軸を中心に切れ目なくつながり、大会を通じて高い得点力を見せつけた。

 能代商は1985年の67回大会で甲子園大会初出場。2011年には甲子園初勝利を含む2勝を挙げ、3回戦に進出した。13年に現校名に変更となってからは初めての甲子園大会。一丸野球で「旋風」を巻き起こす。


◇能代松陽 甲子園への足跡◇
2回戦 10-0 大曲
3回戦 10-3 秋田工
準々決 5-1 大曲工
準決勝 9-6 秋田中央
決 勝 6-3 秋田南

続きを表示

2022年7月21日のニュース