阪神・島田、スタメン起用に応えた!　2回一時リード広げる適時二塁打「思い切って振り抜くことができた」

セ・リーグ   阪神3―5広島 （ 2022年7月20日    マツダ ）

＜広・神＞2回2死一塁、島田は右翼線に適時二塁打を放つ（撮影・坂田　高浩）
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　2試合ぶりにスタメン出場した阪神・島田が一時、リードを広げる適時打を放った。

　「打者有利のカウントだったので、思い切って振り抜くことができました。（中野）拓夢がよく走ってくれました」

　2点優勢の2回2死一塁。1打席目に見逃し三振に仕留められたアンダーソンの直球に狙いをすました。2ボールから引っ張り込んだ打球は右翼線を転々とする間に、一走・中野の好走塁もあって貴重な3点目を呼ぶ一打。試合前まで右腕に対して打率・333と相性の良さもしっかりと発揮した。中野と2死走者なしから1、2番で1点をもぎ取りスタメン起用に応えた。

　7月に入り打撃不振が続いていた。この試合前まで途中出場も含め13試合で打率・182（44打数8安打）。6月チームトップの9盗塁を決めた自慢の足もここまで1盗塁と精彩を欠き、直近の試合でも先発を外れるなど指揮官から奮起を促されていた。

　続く2打席は連続で二ゴロ。背番号53は、1試合1本で満足する男ではない。（石崎　祥平）