二松学舎大付・辻 背番号1で“復活”夏初登板 7回3失点「楽しく投げられた」

[ 2022年7月21日 05:30 ]

第104回全国高校野球選手権東東京大会・4回戦   二松学舎大付9―3城西 ( 2022年7月20日    神宮 )

<城西大城西・二松学舎大付>先発した二松学舎大付・辻(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 エース左腕が夏の初登板を果たした。昨夏から2季連続で甲子園に出場している二松学舎大付は、今夏初めて背番号1を託された辻大雅(3年)が、7回5安打3失点で5回戦進出に貢献。初めて立った神宮のマウンドに感慨深げだった。

 「夢でもあって、それがかなって、自分的には楽しく投げられた」。1年冬に左肘を疲労骨折。「みんなが野球ができるのがうらやましかった」と横目で仲間たちを見ながら、走り込みを増やすなどして復帰に備えた。今年に入ってようやく投球を再開。今春の選抜では、聖光学院との初戦に2番手で登板も2/3回を2失点で敗退し、悔いが残った。

 最速は137キロだが「スピードよりも切れ。気持ちで投げきれれば」と意気込む夏。春の忘れ物を取りに、必ず聖地に戻る。(花里 雄太)

続きを表示

2022年7月21日のニュース