日本ハム コロナ禍の5連敗…木田“監督代行代行”2戦目も勝利ならず

[ 2022年7月21日 21:05 ]

パ・リーグ   日本ハム3ー4オリックス ( 2022年7月21日    京セラD )

<オ・日>6回1死二、三塁、三塁手・郡の野選と本塁悪送球で杉本(手前右)らの生還を許し、ベンチで渋い表情の木田監督代行(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 日本ハムがオリックスに3―4と敗れ5連敗。先発のポンセ投手(28)が5回1/3を7安打4失点(自責点3)で2敗目。チームはコロナ禍に襲われ新庄監督や主力選手の多くを欠くなか、木田監督代行となって2戦目も勝利を飾れなかった。

 チームは16日に加藤が陽性判定を受けたのを皮切りに、新庄監督やスタッフ、選手の陽性者が計20人に増加。この日は、ここまで4番として活躍していた野村が発熱した影響により1軍登録を外れた。

 “指揮官”も新庄監督に代わって監督代行を務めていた山田バッテリーコーチがコロナ陽性となり前日から急きょ木田2軍監督が“監督代行の代行”としてチームの指揮を執ることになった。

 試合は5回、その野村の“代わり”に「8番・三塁」としてスタメン起用された郡が1号先制2ラン。プロ6年目にして待望の初本塁打が生まれた。

 しかし5回まで無失点の好投を続けていた先発のポンセが6回に崩れ降板。1死一塁から吉田正に11号2ランを被弾し同点とされると、杉本、マッカーシーと連打を浴び1死二、三塁としたところで降板。

 2番手の井口は紅林を三ゴロに打ち取ったかに見えたが、三塁手・郡の野選と本塁への悪送球により2失点。後続は封じたが、この回4失点で逆転を許した。

 打線は8回、1死一、三塁から近藤が一塁強襲の適時内野安打で1点を返すも、続く今川が二ゴロ併殺打に倒れ同点とはならず。9回も無得点に終わり5連敗を喫した。

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