ヤクルト 幸福の黄色いアヒルの風船…とはならず 6回攻撃中に“飛来”し試合中断、反撃2点どまり

[ 2022年6月25日 16:43 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2022年6月25日    神宮 )

<ヤ・巨>6回、グラウンドに迷い込んだアヒルの風船(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは神宮で巨人と対戦。10点差を追う6回のヤクルトの攻撃中に「黄色いアヒルの風船」が球場内に“飛来”するハプニングがあった。試合は一時中断し、中堅手の丸が捕まえようと追いかけ、結局「黄色いアヒル」はスタンドの観客の手に着地。神宮内は温かな笑いに包まれた。

 10点を追う6回のヤクルトの攻撃中だった。山崎と村上のタイムリーで2点を返し、なおも1死一、二塁のチャンス。大逆転を期待するムードが高まった神宮球場内の右中間付近に一羽の「黄色いアヒル」が強い風に揺られながら“飛来”した。

 試合は一時中断し、巨人の中堅手・丸が笑いながら右に左に「黄色いアヒル」と追いかけっこ。最終的にスタンドに戻った黄色いアヒルの風船は観客の手にスッポリ収まった。ほのぼのとした光景に二塁ベース上の村上もニッコリ。神宮内には温かな笑い声と拍手が広がった。

 しかし「黄色いアヒルの風船」はヤクルトに幸運は運んでこなかった。相手先発シューメーカーに代わって2番手でマウンドに上がった鍬原の4球目カットボールを6番・内山がひっかけ三ゴロの併殺打に。高まりを見せていた諦めないヤクルト打線の大逆転ムードは「黄色いアヒルの風船」とともに飛んで行ってしまった。

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