高松商・浅野 誓う清原超え「65本はいきたい」 夏の高校野球香川大会へ高校通算59発の大砲

[ 2022年6月25日 06:00 ]

組み合わせが決まり取材に笑顔で応じる高松商・浅野
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 第104回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)の青森、宮城、奈良、広島、鳥取、香川、福岡、宮崎大会の組み合わせと日程が24日、決まった。香川大会では、今秋ドラフト上位候補の高松商・浅野翔吾(3年)が清原和博(PL学園)を超える高校通算本塁打に意欲を示した。25日には近畿のトップを切って兵庫大会が開幕を迎える。

 高松商・浅野は高校通算59本塁打まで伸びたことを明かし、さらに高い目標を設定した。「飛ばし方をつかめてきたので、65本はいきたい。甲子園で勝つチームを目指して頑張ってきた。まず出場することを目標に勝ち抜きたい」。達成できれば、通算64本の清原和博(PL学園)を超える。あと6は不可能な数字ではなく、数字が伸びるほど、夏の3大会連続出場は現実味を帯びる。

 主将として組み合わせ抽選に参加した。順当に勝ち上がれば、2回戦では昨秋県大会準優勝の尽誠学園と早くも激突する可能性があり、さらに3回戦までは大手前高松、藤井学園寒川、坂出商などと同じ“激戦ブロック”に入った。

 「強豪校がひしめき合っているので、目の前の試合を全力で戦う。いよいよ始まるな、という気持ち。楽しみです」。昨夏の甲子園で仲を深めた近江・山田陽翔とはSNSを通じ、聖地での再会を誓っている。約束を果たすためにも、香川の頂点に立つ。(北野 将市)

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