オリ・由伸 ノーノー次戦「腕振れた」8回無失点 “独走”8勝目&防御率の2冠、月間MVPも視界良好

[ 2022年6月25日 16:50 ]

パ・リーグ   オリックス4-0ロッテ ( 2022年6月25日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>初回、荻野を投飛に打ち取る山本(撮影・沢田 明徳)
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 前回18日の西武戦で史上86人目の無安打無得点試合を達成したオリックスの山本由伸投手(23)が、25日のロッテ戦に先発し、8回無失点の快投で8勝目を挙げた。

 2回には2死一、二塁の危機を背負うが、藤原を空振り三振に仕留めるなど、この日も危なげなかった。その後もロッテ打線に的を絞らせず、8回まで散発4安打で9奪三振。打線の援護も受け、すいすいと試合を進めた。

 これで前日に同僚の山岡に上回られた防御率も再びリーグトップに躍り出るなど、独走状態に入った勝利数とリーグ2冠に返り咲き。

 山本は試合後に「いつも通り、いい入りができるように心掛けた。(試合の)後半になるにつれて腕が振れるようになった。まだ(チームの)順位は上ではないが、もっともっと全力でいきたい」とさらなる意欲を口にした。

 18日は1四球のみという“準完全試合”という102球の熱投だったが、6月は好投続き。4日の広島戦は7回2失点(自責1)、11日の阪神戦は8回2失点(自責1)で、前回の無安打無得点試合と、月間MVPも視界良好となった。

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