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元副部長が死体遺棄容疑で逮捕 帯広農が初戦突破 西川監督「動揺がないわけはないが、頼もしい子供たち」

[ 2022年6月25日 16:42 ]

第104回全国高校野球選手権北北海道大会 十勝支部1回戦   帯広農6―2足寄 ( 2022年6月25日    帯広の森 )

<足寄・帯広農>開幕戦勝利を飾り、校歌を歌う帯広農ナイン(撮影・石川加奈子)
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 連覇を狙う帯広農が十勝支部開幕戦で足寄を6―2で下した。4番の清水椋太主将(3年)が3安打3打点、エースの佐藤大海(3年)が8回2失点と昨夏甲子園メンバーがけん引した。

 全校応援の中、今夏の北海道一番星を挙げた。「投手を中心に守れたので良かった」と清水主将はホッとした表情。初回1死二、三塁で先制の中越え2点適時三塁打、9回にはダメ押しの中越え二塁打を放った。佐藤は打っても3安打で好機を演出した。西川雄太郎監督(34)は「3年生がしっかり活躍してくれた」とねぎらった。

 ショックを乗り越えた。今月2日、野球部副部長(当時)が死体遺棄容疑で逮捕された。保護者説明会などで練習も2日ほど休みになった。西川監督は「野球をやることが、一番気持ちを切り替えることができると思った」と速やかに練習を再開。「動揺がないわけはないが、今日の試合も一生懸命全力疾走して、本当に純粋に野球をしていた。頼もしい子供たち」と目を細めた。

 昨夏甲子園のレギュラー3人が残るチームは、2季連続支部予選敗退中。今春の大会後は、バントと守備を徹底した。42人の部員全員がノーミスでバントを決める練習を敢行した。1日3時間かけても終わらず、1週間かかった。こだわったバントはこの日、スクイズを含めて3個決め、優位に試合を進めた。

 今年のスローガンは、聖地で勝つという意味を込めた「聖勝」だ。清水主将は「まずは挑戦権を取れるように」と連覇に意欲を燃やす。昨夏甲子園で先発した佐藤も「去年の投球には納得していない。今年はスピードが上がり勝負できる」と雪辱の機会を熱望する。

 西川監督は「世間からはいろいろなことがあった帯農と見られるが、活躍する姿を見せられれば、勇気を与える存在になれる。そういう夏にしてほしい」と願いを込めた。

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