阪神・糸原　陰のヒーローだ！相性抜群の中日・大野雄から2点タイムリー「とにかく必死に食らいついた」

セ・リーグ   阪神6ー4中日 （ 2022年6月24日    甲子園 ）

＜神・中＞6回、阪神・糸原は中日・大野雄（手前）から2点適時打を放つ（撮影・北條　貴史）
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　阪神勝利の陰のヒーローは文句なしに糸原だ。2―2で迎えた6回1死満塁で、大野雄の直球をしぶとく左前へ運ぶ2点適時打を放った。

　「ヤギ（青柳）が粘り強く投げてくれていたし、チームでつないだチャンスだった。とにかく必死に食らいついた。走者を還すことができてよかった」

　2回1死一塁でも右前打を放ち、青柳の先制打を演出。この夜の2安打を含め、対大野雄は通算で39打数13安打の打率・333。相性は抜群。快音が続くのも必然だろう。

　忘れてはいけないのが8回無死一、二塁で決めた犠打だ。先頭から2連打を浴び、浮足立つ3番手・清水相手に初球を一塁前へ転がし、梅野の代打決勝打を誘発した。渋い活躍で虎党をうならせる夜となった。