巨人・湯浅 プロ5年目待望1号に「めっちゃうれしいです」 “坂本門下生”増田陸に続く大活躍

[ 2022年6月25日 18:38 ]

セ・リーグ   巨人19―5ヤクルト ( 2022年6月25日    神宮 )

<ヤ・巨>7回、湯浅は2ランを放ち元木コーチと笑顔でハイタッチ(撮影・村上 大輔)
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 巨人の湯浅大内野手(22)がヤクルト戦(神宮)で5年目にして待望のプロ初本塁打を放った。

 6回に四球出塁した坂本の代走として途中出場。そのまま遊撃の守備に入り、12―4で迎えた7回だった。まずは岡本和の二塁打で1点を加え、13―4となった2死二塁の場面で入った初打席。前の回からイニングまたぎとなった2番手左腕・坂本が2ボール1ストライクから投じた4球目、外角直球を叩くと、打球は左中間スタンドへ。今季20打席目にして出た初安打が、プロ5年目&通算42打席目で出た待望の初アーチとなった。満面に笑みを浮かべ、興奮しながらダイヤモンドを一周。岡本和らチームメートも大喜びで祝福の嵐となった。9回には右翼線へ適時二塁打も放ち、2打数2安打3打点の大活躍だった。

 試合後、湯浅との一問一答は以下の通り。

 ――初本塁打

 「ありがとうございます。めっちゃうれしいです」

 ――感触も良かった

 「そうですね。いい感じに打てました」

 ――いったなというのはあった

 「入ってくれとは思いましたけど。いい感じに上がったんで、いってくれと思って、入りました」

 ――ダイヤモンド一周はどんな気持ち

 「いやー、シンプルにうれしい気持ちです。今年もやっとヒット打てたんで、ヒット打てたなって感じでうれしかったっすね」

 ――2打席目も自身にとっては大きな安打

 「そうですね。ピッチャーに向かっていくっていうのを、2軍の試合に行った時に二岡さんからちょっとバッティングで言われて。形とか意識するんじゃなくて、ボールに向かって、相手に、ピッチャーに向かって勝負するっていうのを忘れてたんで、そこはピッチャーと勝負しようと思って打席に入りました」

 ――言われる前は、結果ほしさから形とかに

 「そうですね」

 ――今日の2打席はできた

 「1打席目も2打席目もしっかりとピッチャーに向かっていけたなと思います」

 ――ベンチ前で自主トレ仲間の増田陸と抱き合っていた。陸の存在は

 「一緒に自主トレしてて、やっぱ結果出してるんで、自分にとってもやっぱ後輩ですし、負けてられないなという気持ちはずっと持ってたので、今日いい形になって良かったかなと思います」

 ――師匠の坂本から言葉は

 「会ってないです」

 ――もういなかった?

 「はい」

 ――坂本の自主トレに同行して教えてもらってきたことで生きていることは

 「野球に対する姿勢というのはすごくいつも自主トレ中は勉強になってるので、勇人さんもやる時はやるし、やんない時はやんないですけど、やる時の本気というか、そういうのをすごく見習わなきゃならんなというのはありますね」

 ――坂本の姿を見て、増田陸ともそういう話をしている

 「してるっていうか、しなくても分かるんで、そういうところがやっぱすごいなっていつも思いますけど」

 ――打撃が課題とずっと言ってきた。本塁打、二塁打と結果を出してどうとらえているか

 「打席に一応立たせてもらったんですけど、やっぱ結果につながってなくて、それでも今日出させてもらって、やっとこう、出してもらって結果を出せたかなというのはありますね」

 ――ボールは返ってきた

 「さっきもらいました」

 ――どうする予定

 「家に送ります」

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2022年6月25日のニュース