楽天・マー君 自己ワーストタイの6連敗「もったいなかった。失点したところ全部」

[ 2022年6月25日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3-4西武 ( 2022年6月24日    楽天生命パーク )

<楽・西>ベンチで渋い表情の田中将(撮影・尾崎 有希)
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 トンネルから抜け出せない。楽天・田中将が6回6安打4失点で7敗目。5月10日に4勝目を挙げて以降、ヤンキース時代の17年に並ぶ自己ワーストの6連敗となった。日米通算185勝のキャリアを誇る右腕が、スランプに陥っている。

 チームの連勝は2で止まり首位を明け渡すことになり、悔しさも倍増した。「もったいなかった。失点したところ全部」。2点リードとなった直後の3回に2死一、二塁とされ、川越に左中間への2点適時打で同点に追いつかれた。4回に山川、6回には川越にもソロを被弾。今季最速タイの154キロを計測した直球は威力、切れともに申し分なかったが、甘く入ったスライダーを運ばれた。

 17日のソフトバンク戦は4被弾で、この日も2被弾。11被本塁打は両リーグ通じてワーストとなった。「変化球の状態は良くなかった。何で良くなかったのか追求して修正できれば」。持ち前の修正力が今こそ求められている。(重光 晋太郎)

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2022年6月25日のニュース