巨人・原監督 中田の12球団アーチは「素晴らしい金字塔」 死球交代の大城は「大丈夫だと思います」

[ 2022年5月28日 18:27 ]

交流戦   巨人8―4日本ハム ( 2022年5月28日    札幌D )

<日・巨>9回、2ランを放った中田を迎える原監督(撮影・島崎忠彦)
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 セ・リーグ2位の巨人がパ・リーグ最下位の日本ハムとの接戦を制して連敗を2でストップ。貯金8とした。

 巨人・原辰徳監督(63)との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――中田について。

 「チームにとってもね、彼にとっても、彼のファンにとっても、非常に良かったと思います、いい意味で何かきっかけとして、続けていってくれればいいなと思います」

 ――打線では2番に松原。狙いは。

 「ちょっと、ずっと連戦でポランコも少し、休養をとらせた方がいいだろうというところで、元気いっぱいの松原をスターティングでいこうと」

 ――増田陸もプロ初スタメン。

 「結果はともかく、でも振り逃げは非常に大きかった。彼の持っている闘争心というかね、いいものが出たと思います」

 ――シューメーカーは6回3失点。

 「役割としては6回3失点というのは、良かったと思います。ただ、もう少し内容的なことをすると、本人も少々、反省の弁はあると思いますね」

 ――北海道の巨人ファンもビッグボスとの3戦目、明日も楽しみにしていると思います。

 「今日はある意味、少し助けられたかなというところはあります。しっかり、がっぷり四つに組んでね、しっかり戦っていきたい」

 ――助けられたと言ったが、逆に言えばミスにつけ込んで4点を取った。

 「まあ、つけ込んだというか、助けられたということだと思いますがね。まあ4点の時もそうだし、次のね。まあ何と言うか、バーン!と打ったのはヒットとホームラン(笑)、あの2点でしょうかね。勝ったとはいえ、我が軍にもかなり反省点のあるゲームでした。細かいことは言わないけど」

 ――松原は貴重な一打。

 「まあまあ、あそこは良かったけど、ノーアウト、ランナーセカンドという場面でね、あそこですね。細かいことは言わないけど、へへへ(笑)」

 ――ウォーカーは見事だった。

 「そうですね。少々このところストレスが溜まっていたみたいでね。しかし今日は非常に価値ある3本のヒットだったね」

 ――全方向に二塁打は珍しい。

 「そうですね」

 ――中田は途中から入った。切り札の1番手だったのか。

 「そうですね。ナカジと2人がいてくれたんでね。まあ、あそこまで回ってくれると守備という意味でも固まるので、そういう意味では非常にタイミング的には良かったかなというふうに思いますね。いいヒットが出ました」

 ――日本ハムのファンからも拍手が起きていた。

 「うん、その辺はね…」

 ――ホームランも中田らしい一発。

 「と思います」

 ――大城は大丈夫か。

 「大丈夫だと思います。骨にはかかってないようなんですね。ですから多少というか、打撲が強いというところですかね」

 ――明日の様子を見てか。

 「そういうことですね」

 ――ポランコは完全に休養だったのか。

 「ピンチヒッターはあるよということは本人には伝えて、試合前に伝えて、そういう練習もしてくれというところでね」

 ――中田は12球団からの本塁打。

 「あー、そうですか。なるほど。もちろん12球団で(から)ホームランを打つということも素晴らしい金字塔でしょうけど、たくさんホームランを打つということはさらにもっといい金字塔になりますから、それを目指して欲しいですね」

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