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中日・大野雄 魂の132球完投3勝!「僕が最後までいかなあかん」完封寸前1失点もマウンド守り抜く

[ 2022年5月28日 05:30 ]

交流戦   中日4-1オリックス ( 2022年5月27日    京セラD )

<オ・中>1失点完投で3勝目を挙げた大野雄は、笑顔で木下(右)とタッチ(撮影・成瀬 徹)  
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 4点リードの9回、中日・大野雄は当たり前のようにマウンドに立った。2死三塁からマッカーシーに中前に落とされ、今季2度目の完封こそ逃したものの、同最多の132球を投げ抜いて3勝目を挙げた。

 「前回登板がふがいなかったので、きょう(27日)にかける思いは強かった。チームが昨日で連敗を止め、きょうがすごく大事なゲームになると思っていた。最後まで中継ぎ投手を使わずに、投げ切れたのはよかった」

 エースの意地だった。6日阪神戦では10回を投げきり、1安打完封勝利を挙げた。1試合での29人連続アウトは史上初の快挙。歴史的な快投による体のダメージはなかったが、「次の登板で求められるものの大きさを感じた」とメンタルは、かなり削られていた。

 その後の2試合は勝ち星なし。前回20日広島戦では初回に満塁弾を浴びるなど4回5失点でKOされていた。チームは前日26日に連敗を7で止めたが、西武3連戦でのべ16人の投手が登板していた。この日、チームは名古屋からの移動試合。5回を投げ終え、立浪監督に「あと2イニングでええぞ」と言われたが、6回に2点が追加され4点差となった段階で「僕が最後までいかなあかんと思いました」と覚悟を決めた。

 9回は昨年の本塁打王・杉本を直球で追い込みフォークで一ゴロ。マッカーシーの5球目には、この日最速タイ149キロをマーク。「パの打者、真っすぐに強い打者にパワーピッチングをしようといつも思っている」

 これぞエースの投球でチームは連勝。5カードぶりにカード初戦を取った。立浪監督も「よく完投してくれた」と称え、「まだまだ大野雄大の力はこんなもんじゃない」とさらなる活躍に期待した。(中澤 智晴)

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