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日本ハム・上沢 仲間のミスに燃え今季初完投「カバーするのが仕事」、ビッグボスは初対決でG斬り

[ 2022年5月28日 06:00 ]

交流戦   日本ハム3―2巨人 ( 2022年5月27日    札幌D )

<日・巨>9回、ポランコを空振り三振に仕留め雄叫びをあげる日本ハム・上沢(撮影・高橋茂夫)
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 かねて「プロ野球と言えば巨人。小さい頃からのイメージは変わらない」と語り、阪神での現役時代から幾多の激闘を繰り広げるなど、新庄監督が特別視してきた相手との公式戦初対決。勝負を左右するワンプレーに泣き、笑う日本ハムナインの歓喜の輪の中心に、エースの上沢がいた。

 「神宮で熱い、見ているだけで魂を動かされる凄くいい試合をしていた。あの試合を見て何も思わないようじゃ男じゃない」

 中5日で123球を投げ今季初完投。最後はポランコを空振り三振に仕留め、吠えた。自身4連勝でチームは2連勝だ。

 前カードのヤクルト3連戦では延べ13人の救援陣が登板し、1、2戦目にいずれもサヨナラ被弾した守護神・北山は3連投でこの日は登板不可能。上沢は燃えていた。2―0の5回に万波の失策絡みで2失点し、連続無失点が22回でストップ。「あいつの肩に助けられたこともある。ミスをカバーするのが僕の仕事」と同点で食い止めた。8回を投げ終えて112球も続投を志願。9回に今季最速152キロを記録するなど、3安打2失点とエースの投球を見せた。

 ビッグボスは試合前のメンバー表交換の際には敵将・原監督から「戦場に立ったらいろんなこと起こるだろう」と体験談を伝えられ「いろんなことが起こった」とうなずいた。前夜は3連投目で借りを返した北山が安堵(あんど)の涙。この日は万波が悔し泣きし、指揮官は「泣き虫集団、いいね」とうれしそうに話した。感情をむき出しにして経験を積む姿に、成長を感じ取っていた。(東尾 洋樹)

 《交流戦初の両軍ともに交代なし》日本ハム―巨人戦は両軍とも先発の10人ずつの20人だけが出場。9回試合で、両チーム交代なしの試合は、11年9月30日のオリックス―楽天戦以来11年ぶりで、交流戦では初めてだ。なお、コールドゲームを含めると、交流戦の両軍交代なしは今回で6度目となるが、過去5度はいずれもセの本拠地で9人ずつの試合だった。

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