ヤクルト6年前のVの時と同じ 肩を組んだ円陣で巨人に快勝 村上「松元コーチが6年前にもやったみたい」

[ 2021年10月24日 22:06 ]

セ・リーグ   ヤクルト6ー4巨人 ( 2021年10月24日    神宮 )

<ヤ・巨>声出しの中村(左端)の元、肩を組んで円陣をつくるヤクルトナイン(撮影・村上 大輔)
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 マジック3点灯中の首位・ヤクルトは24日、本拠で3位・巨人を6―4で下し、連敗を3でストップ。マジック2と減らし、6年ぶりのリーグ優勝へ“王手”をかけた。先制打を放った村上宗隆内野手(21)は試合前の円陣で、プロ野球では珍しく肩を組んだことに「2015年に松元コーチが巨人戦でやったみたいで。その話は僕たちも聞いてますし。多分それです」とコメントし、スタンドからは笑いが起こった。

 チームは優勝した6年前、9月27日の巨人戦でも試合前の円陣で肩を組んで気合を入れ、2―1で勝利。当時の発案者はユウイチ(松元コーチ)で声出し係となった際「肩を組んで下さい。目を閉じて下さい。打ったとき、守ったとき、投げたときのこと、最後は勝ったイメージをしてください」と気合を入れた。

 村上は試合後のヒーローインタビューで「(試合前の円陣は)走塁、打撃、守備と全ていいイメージを想像してやっていこうと会長(中村)が声を掛けてくれた。(なぜ肩を組んだ円陣をしたのか)僕は知らないですけど、2015年に松元コーチがちょうど巨人戦でやったみたいで。その話を僕たちも聞いてますし。多分それです」とコメント。

 スタンドから笑いが起こると、自らもニヤリ。「なかなか勝てず凄いプレッシャーを感じましたし、何とかしたいという気持ちはありましたけど(これまでは)結果がついてこなかった」と優勝への重圧を感じていたようで、「今日の勝ちを勢いにして、あさってからまた頑張っていきたいと思います」と“円陣効果”により得た白星を次に繋げたいと誓っていた。

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