巨人・原監督続投 3位でCS進出決定、ミスター超え球団最長の来季通算16年目

[ 2021年10月24日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人11―1ヤクルト ( 2021年10月23日    東京D )

<巨・ヤ>本拠地最終戦を終え、スタンドのファンに手を振る原監督ら巨人ナイン(撮影・森沢 裕)
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 今季が3年契約最終年の巨人・原辰徳監督(63)について、山口寿一オーナーが23日のヤクルト戦後、来季の続投を要請して内諾を得たことを明らかにした。球団は複数年契約を検討しており、詳細はシーズン終了後に決める方針だ。

 原監督と山口オーナーは、一時首位に立った9月上旬までに複数回、会談。前半戦中から続投を前提に話し合った。しかし、チームは9月以降に急失速。リーグ3連覇を逃してCS進出にも苦しみ、正式要請はシーズン最終盤までずれ込んだ。

 ヤクルトに11―1で大勝し、3位でのCS進出を決定したタイミングでの続投発表。山口オーナーは「結果が出ていないので批判もあろうかと思いますけど、信頼関係は変わっていない」と強調した。その上で、V逸の原因は「補強の失敗」と指摘し「戦力の上積みが全くできていなかった」と断言した。

 今月から作戦コーチに就いた阿部2軍監督は来季も1軍担当。同オーナーは「阿部君に来季は1軍のベンチにコーチとして入ってもらう。原監督と元木ヘッドと阿部君と3人を中心にチームを立て直してほしい」とした。阿部コーチは作戦面を受け持つ現職同様の担当となる見込みで、帝王学を継承する。

 常勝が求められ、補強も活発な球団において育成との両立は難題だが、「力を尽くしてくれている」と同オーナー。来季は監督通算16年目で、巨人の指揮官としては歴代で単独最長となる原監督が、その使命に向き合う。

 《監督通算1152勝》原監督(巨)は来季で監督通算16年目。巨人では長嶋茂雄監督の15年(75~80、93~01年)を抜いて最長となる。監督通算勝利数は現在1152勝、あと29勝で歴代10位の星野仙一監督に並ぶ。また、リーグ優勝9度は球団では川上哲治監督の11度に次ぐ2位。プロ野球で優勝10度以上の監督は鶴岡一人(グレートリング、南海)11度、前記の川上しかいないが、原監督は続けるか。

 ◇原 辰徳(はら・たつのり)1958年(昭33)7月22日生まれ、神奈川県出身の63歳。東海大相模では春夏4度、甲子園に出場。東海大を経て80年ドラフト1位で巨人に入団。81年に新人王、83年にMVP、打点王に輝いた。95年に現役引退。通算成績は1697試合で打率・279、382本塁打、1093打点。02、03、06~15、19年~巨人監督。09年WBCでは侍ジャパンの監督として世界一に輝いた。18年野球殿堂入り。右投げ右打ち。

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