巨人 “天敵”九里から7点奪い、3回途中KO 中田は押し出し四球で32日ぶり打点

[ 2021年9月22日 19:11 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2021年9月22日    マツダ )

<広・巨(20)>  3回1死満塁、戸郷の三失で生還しナインに迎えられる中田 (撮影・光山 貴大)
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 首位・阪神に3・5ゲーム差と離され、逆転でのリーグ3連覇へもう後がない巨人が“天敵”九里から7点を奪い、3回途中でKOした。

 初回、1番・吉川が2球目を叩いた二ゴロを昨季二塁手として史上初の守備率10割を達成した菊池涼がファンブル。名手による今季2度目の失策で吉川が塁に出ると、2番・松原は初球を遊撃への内野安打で一、二塁。3番・坂本が5月4日の広島戦(マツダ)以来今季2個目となる犠打を初球で成功させ、開始からわずか4球で1死二、三塁のチャンスを築くと、4番・岡本和が中前適時打を放って巨人が初回に2点を先制した。

 すると、2―0で迎えた3回には1死から松原が四球で出塁。続く坂本の右中間二塁打でチームに3点目が刻まれると、岡本和は2打席連続安打となる左前打で一、三塁。亀井が四球を選んで満塁とすると、中田は2者連続となるストレートの四球で押し出しとなり、4点目が入った。さらに2試合ぶりスタメン復帰となった丸が右前適時打を放つと、大城は中犠飛、先発投手・戸郷の三塁への内野安打が敵失を誘ってこの回5点目。ここで九里は3回途中6安打7失点降板となった。

 九里は今季巨人戦で4勝、対戦防御率1・43と“巨人キラー”として君臨していたが、ついにとらえた。なお、中田は移籍後初スタメンで第1号2ランを放った8月21日のDeNA戦(東京D)以来32日ぶり3打点目となった。

 ▼丸 打ったのは落ちる系の球です。いいところに転がってくれました。追加点がとれて良かったです!

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2021年9月22日のニュース