巨人、13点大勝で阪神に2・5差 3回と8回に2度の打者一巡猛攻 戸郷7回零封で88日ぶり9勝目

[ 2021年9月22日 21:15 ]

セ・リーグ   巨人13―0広島 ( 2021年9月22日    マツダ )

<広・巨(20)>力投する先発の戸郷(撮影・奥 調)
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 巨人は前夜完封負けを喫した広島戦(マツダ)に13安打で13得点を奪って大勝。貯金を2桁の10に戻し、この日敗れた首位・阪神とのゲーム差を2・5に縮めた。7回5安打無失点と好投した先発右腕・戸郷は6月26日のヤクルト戦(神宮)以来8試合&88日ぶり白星で、昨季の自己最多に並ぶ今季9勝目を挙げている。

 7試合連続勝ちなしで3連敗中の戸郷を援護すべく、巨人打線が序盤から爆発した。初回、無死一、二塁で3番・坂本が今季2つ目の犠打を成功させて1死二、三塁とし、主砲・岡本和の中前適時打で2点を先制。3回には坂本の右中間への適時二塁打、中田の押し出し四球、丸の右前適時打、大城の中犠飛に敵失も絡んで打者10人で4安打5得点を叩き出し、今季4敗を喫していた“巨人キラー”の先発右腕・九里を3回途中でKO。3回で7点リードを奪った。

 その後は追加点が奪えずにいた巨人だったが、8回に相手5番手左腕・バードの制球難で連続押し出しを含む4四死球をもらった上に3連打もあってこの試合2度目の打者一巡で6点を追加し、13点リード。投げては2試合連続で初回3失点だった先発右腕・戸郷が大量援護にも守られて7回5安打無失点と好投。畠、田中豊の完封リレーで逃げ切った。

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2021年9月22日のニュース