阪神・近本が中日・柳から今季初得点となる先制適時打!中野との「チカナカコンビ」で“天敵”攻略

[ 2021年9月22日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3ー2中日 ( 2021年9月21日    バンテリンD )

<中・神>3回1死二塁、阪神・近本は先制の適時二塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 「虎キラー」のゼロ行進を、意地の一打でストップさせた。0―0のまま迎えた3回。梅野の死球と秋山の投前犠打でお膳立てしてくれた1死二塁のチャンスで、阪神・近本のバットが快音を放った。柳の2球目チェンジアップを振り抜いた打球は、右翼線先制二塁打。右腕から今季20イニング目で初めて得点を奪った。

 「前回やられていますし、“何としても打つ!”という気持ちを持ちながらしっかり冷静に対応できた。まず先制できたというのが一番良かった」

 柳には、4月3日の今季初対戦で8回を無得点に抑えられた。8月20日の前回対戦では147球の熱投を許し、屈辱の零封負け。まさに天敵だった。近本自身もその2試合で7打数無安打。チーム待望の1点を生んだ適時二塁打が、9打席目での初安打だった。

 「梅野さんが出て、秋山さんが送って、というしっかりした形で点が取れたというのが、自分の中でも、チームとしても、いい流れができたんじゃないかと思います」

 打線全体が低調の中で一人、打ち続けている。5回1死の第3打席でも中前打し、4打数2安打。打率・313は、リーグトップのDeNA・桑原から・005差の4位だ。安打数は146に伸び、リーグ1位を独走している。好調の要因を問われると「それはよくわかんないですね」と笑い、「しっかりピッチャーに対して打つだけなんで。1勝を積み重ねていきたいと思います」と、頼もしく前を見据えた。

 この好調を維持すれば、同僚の中野を1差で追う盗塁王に加え、首位打者、最多安打のタイトルも十分に視野に入る。その躍動でチームを優勝に導けば、MVPの有力候補にもなるだろう。激しい優勝争いの中、今の猛虎攻撃陣の最大のストロングポイントが、進化を続けるリードオフマンなのは間違いない。(山添 晴治)

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