巨人・戸郷「長かった…最高です」 7回零封で88日ぶり9勝目「悩む時期の方が多かった」苦悩乗り越え…

[ 2021年9月22日 21:40 ]

セ・リーグ   巨人13―0広島 ( 2021年9月22日    マツダ )

<広・巨(20)>  9勝目を挙げ、広島名物のもみじまんじゅうを手に笑顔の戸郷 (撮影・光山 貴大)
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 巨人の3年目右腕・戸郷翔征投手(21)が打線の大量援護にも後押しされ、広島戦(マツダ)で7回5安打無失点と好投。6月26日のヤクルト戦(神宮)以来8試合&88日ぶり白星を挙げ、昨季に並んで自己最多タイとなる今季9勝目(6敗)をマークした。

 7試合連続勝ちなしで3連敗中の戸郷を援護すべく、打線が序盤から爆発した。初回に主砲・岡本和の中前適時打で2点先制すると、3回には打者10人で5得点を叩き出し、今季4敗を喫していた巨人キラーの先発右腕・九里を3回途中でKO。3回で7点リードを奪った。

 大量援護に恵まれた戸郷は7―0で迎えた4回に1死から西川、鈴木誠を連続四球で歩かせ、坂倉には中前打されて満塁のピンチを招いたが、林、菊池涼を連続で空振り三振に仕留めて得点を許さず。その後は危なげなく7回を無失点で投げ切ると、8回には打線がこの試合2度目の打者一巡で一挙6点を加えてリードを13点に広げ、戸郷の後を受けた畠、田中豊の完封リレーで逃げ切った。

 試合後、戸郷は3カ月ぶりの勝利に「いや、もう長かった…ですし。3カ月勝ちがないってことでチームの方にもね、ホント迷惑かけていたので。きょう何とか9勝目挙げれて良かったです」とさすがにホッとした表情。マウンドに上がる前の初回には坂本が今季2度目の送りバントを決めてまで2点をもぎ取ってくれたが「野手の方たちが初回、3回と大量得点をね、取ってくれたので。その分、僕も気楽に投げれたので、本当に毎回そうですけど、野手の方に感謝してます」とうれしそうだった。

 9日のDeNA戦(横浜)、15日のDeNA戦(東京D)と2試合連続で初回に3失点。課題だった立ち上がりも2安打されながら初回を無失点に抑え、7回を無失点で投げ切った。「もっと中継ぎの方たちをね、毎回、使わしてしまってるので。もっと長いイニングをと思って入りましたけど。何とか7回無失点で抑えられて良かったです」と戸郷。4回1死満塁での2者連続三振については「(味方に大量の)点は入ってましたけど、点をやらずにという意識で投げて何とか三振2つ取れたので、そこがひとつ勝利の要因じゃないかなと思います」と振り返った。

 8勝目を挙げてから実に8試合ぶり、88日ぶりの今季9勝目。無失点という結果には「毎回点を取られて。初回だったり、途中取られたりだとか。迷惑ばかりかけてたので、その分、きょう、す・こ・し!取り返せたんじゃないかなって思います」と「少し」の部分を強めに言って笑みを浮かべた戸郷。改めて気持ちを聞かれると「いや、もう最高です」とし、この3カ月間の胸中については「やっぱり悩む時期の方が多かったので、その分、この1勝というのをこれから糧にして10勝目、11勝目、12勝目とチームのために腕を振っていけたらなと思います」とキッパリ。逆転でのリーグ3連覇がかかる残り試合に向けて「僕もそうですけど、まずピッチャー陣から初回ゼロに抑えて、何とか流れを作って、優勝まで僕たちも持っていけたらなって思います」と力強かった。

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