楽天は福山が2被弾で首位陥落 前回3年ぶり黒星から2戦連続敗戦投手に

[ 2021年5月22日 18:18 ]

パ・リーグ   楽天1ー3ロッテ ( 2021年5月22日    ZOZOマリン )

<ロ・楽11>8回無死、中村奨に勝ち越しの左越えソロを打たれる楽天2番手・福山(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 楽天は先発の田中将が7回1失点と力投したが、2番手の福山が誤算で首位から陥落した。バトンを受けて1―1と同点の8回から救援し、先頭の中村奨に勝ち越しソロを被弾。1死後、レアードにもソロを許し追加点を奪われた。

 「1本目はしようがなかったけれど、レアードのところ。一発のあるバッターなので。もう少し警戒できればというところがありますけど」と石井監督。中村奨には1ストライクから、2球目のスライダーが真ん中に甘く入った。レアードには初球の内角142キロを左翼席中段まで運ばれた。

 福山は開幕から13試合連続無失点と好投を続けて好調な楽天のブルペン陣を一角として支えていたが、20日の日本ハム戦で3失点して18年以来3年ぶりの黒星。この日は2登板続けて敗戦投手となった。「次、頑張ります」と短く奮起を誓った。

 石井監督も「引き続きチームが勝つために大事なピッチャーなので。体調を整えて、また明日から頑張ってほしいなと思います」と期待を込めた。

続きを表示

2021年5月22日のニュース