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広島 セ・リーグ初のコロナで阪神3連戦中止 25日西武戦開催可否は24日に最終判断へ

[ 2021年5月22日 05:30 ]

セ・リーグ   広島ー阪神(試合前中止) ( 2021年5月21日    マツダ )

阪神との3連戦が延期となり、閑散とするマツダスタジアム(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 新型コロナの集団感染に揺れる広島は21日、同日からの阪神3連戦(マツダ)を感染拡大防止などの観点から中止した。過去2度のコロナ中止はいずれもパ・リーグで、セでは初。新たに倉義和バッテリーコーチ(45)の陽性も判明し、チーム内の陽性者は11人となった。交流戦初戦となる25日の西武3連戦(同)からの試合再開を目指すが、予断を許さない状況が続く。

 恐れていた事態が起きた。飛行機移動が多く、感染リスクの分散が難しいとされるパ・リーグで過去2度あったものの、セ・リーグでは初のコロナによる中止。鈴木清明球団本部長は「変異株となり、これまでとは違う感染の仕方がある。試合を止めて拡大を防ぎたい」と阪神3連戦の中止理由を説明した。

 新たな感染者も判明した。球団はこの日、1軍首脳陣、選手、スタッフ全員の76人に改めてPCR検査を実施し、倉バッテリーコーチに陽性判定が出た。無症状で体調不良は見られないものの、保健所の指示に従って自宅療養措置が取られた。

 17日に菊池涼、小園、正随の3選手に陽性判定が出て始まった感染連鎖。翌18日からの巨人2連戦は「感染拡大防止特例2021」により計16選手を入れ替えて戦ったものの、前日20日に今度は朝山打撃コーチ、鈴木誠、長野、羽月、大盛、石原ら計7人の新型コロナ感染が発覚。チーム内の陽性者はこれで11人となった。

 22日からは自主練習に切り替え、マツダスタジアムで活動を継続する。キャッチボール以外は原則1人で動き、選手間の接触を避けるのが前提。鈴木球団本部長は「個別の接触をしない練習は保健所が認めている」と説明した。球団独自の判断で大事を取って自宅待機していた松山、西川、坂倉、塹江らも練習を再開する。

 チームは交流戦初戦となる25日の西武3連戦(マツダ)から試合再開を目指すが、感染者がさらに増える懸念は拭えず、現状は不透明なまま。球団はPCR検査を連日実施し、感染抑止に努める方針で「一応は日曜日をメドにしたいが、あぶり出すまで」と鈴木球団本部長。西武戦の開催可否には「再開を目指したいが、濃厚接触者も含めて沈静化するまで分からない」と厳しい表情で語った。24日に最終判断する。
  

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