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西日本工大が12季ぶり6度目のV フル回転の今秋ドラフト候補、隅田知一郎が男泣き

[ 2021年5月22日 21:15 ]

九州地区大学野球北部九州ブロック大会プレーオフ   第1試合 西日本工大3―0別府大、第2試合 西日本工大5―3日本文理大  ( 2021年5月22日    大分県別大興産スタジアム )

<日本文理大・西日本工大>力投する隅田
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 3チームによる2戦方式のプレーオフが行われ、今秋ドラフト候補で最速150キロ左腕の隅田知一郎投手(4年)を擁する西日本工大が連勝し、15年春以来12季ぶり6度目の優勝を飾った。隅田は第1試合の別府大戦で先発し、8回無失点の好投。第2試合の日本文理大戦では6回から5番手で登板し、2回1/32失点とフル回転の活躍だった。

 あっという間に歓喜の輪ができた。その中で西日本工大の隅田は男泣きしていた。「みんなで目標にやっていた。きつい練習とかも思い出して、頑張ってきて良かったなと思いました」。野球人生で初めて流した涙だった。

 リーグ戦で3チームが同率首位。規定により巴戦のプレーオフで、10日は全チーム1勝1敗で決着がつかず、この日再び実施。隅田は第1試合の別府大戦で先発した。2回にはこの日の最速146キロをマーク。リーグ戦では封印していたスライダー、フォークも投じ、8回5安打9奪三振を奪い、無失点の好投だった。

 王手をかけた第2試合。日本文理大戦には6回から5番手で登板した。適時三塁打を浴びるなど2回1/32失点で途中降板。「周りを見たら、一人も死んでいる目をしていなかった」。2点を追う9回に前田主将の2点適時二塁打で追い付き、11回に暴投と山名の右前適時打で勝ち越し、エースを救った。隅田は「みんなに助けられました」と感謝した。

 初の全国大会に隅田は「チームが勝つピッチングをしたい」と意気込む。スタメンには4年生が7人。最上級生がチームの中心だ。秋も含め10連覇を狙った日本文理大の牙城を崩した武田啓監督は「この代には“全国優勝を目指すよ”と言ってきた」と、日本一を目指す。

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