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阪神・矢野監督 広島3連戦延期を絶好の休養期間に「プラスに捉えてやっていく」

[ 2021年5月22日 05:30 ]

セ・リーグ   広島ー阪神(試合前中止) ( 2021年5月21日    マツダ )

広島との3連戦が延期となったマツダスタジアムで練習する阪神投手陣(阪神タイガース提供)
Photo By 提供写真

 阪神・矢野監督は広島3連戦が中止になったことを受け、複雑な心境を明かした。「複雑な部分もあるけど、それも含めてプラスに捉えてね」。広島の選手が新型コロナウイルスに大量感染。当事者としての経験もあるだけに、予期せぬ緊急事態には相手を気遣った。

 「どこに(感染者が)出てもおかしくない状況ではあると思う。広島とか、球団とか、佐々岡さんとかすごく大変だなっていう。うちも経験したんでね」

 広島のコロナ余波を受け、慌ただしい一日となった。前日20日のヤクルト戦は天候不良により中止。チームは午後3時50分の中止発表を受けて同日夜に広島入りした。すると深夜になって、広島で新たに陽性者が確認されたという情報が飛び込んできた。一夜明けたこの日は広島3連戦の開催有無の協議中、宿舎で待機。中止決定を受けてマツダスタジアムで一部選手が練習を開始し、練習後の夕方に緊急帰阪となった。

 「この3連戦、やりたかったし、普通の流れで(交流戦に)行きたい部分もあった。でも、休めるとか調整にあてられるところもある。ある部分では、プラスに捉えてやっていければなと思います」

 広島戦の開催を熱望していた本音をのぞかせながらも、努めて前を向いた。選手の疲労を考慮すれば絶好の休養期間となり、成績が下降気味の選手にとっては実戦調整の期間が巡ってきた。チームとしても貯金16で首位を堅持。「数字的には、いい流れで交流戦に入れるかと思います」。好調を維持する矢野阪神。思わぬ形で得た調整期間を有効活用し、勝負の交流戦に臨む。(山本 浩之) 

 <阪神のドタバタ経過>

 【20日】
 ▼午後3時50分 天候不良でヤクルト戦が中止発表。選手は夜に広島入り。
 ▼午後11時頃 広島で新たに7選手の陽性判明。

 【21日】
 ▼午後1時 広島が3連戦の中止を発表。梅野、岩崎ら一部主力は帰阪。
 ▼午後2時 阪神の一部主力を除く選手たちがマツダスタジアムで練習。
 ▼午後4時 監督、コーチ、練習参加の選手らが宿舎に戻る。その後、帰阪。

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