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中日・大野雄 抹消期間は「年間投げ抜くためのいい時間」、完全復活7回1失点1000K到達

[ 2021年5月22日 05:30 ]

セ・リーグ   中日1ー1巨人 ( 2021年5月21日    バンテリンD )

<中・巨>7回終了後、通算1000奪三振を達成した大野雄は、花束を受け取り頭を下げる大野雄(撮影・椎名 航)
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 収穫のドローだ。交流戦を前に中日・大野雄がしっかりローテーションに戻れることを証明した。「序盤から飛ばして後半、スピード的には落ちたが、7回まで投げられた。体も問題なく投げ切れてよかった」。7回3安打1失点。上肢コンディション不良で4日のDeNA戦以来17日ぶりとなったマウンドで不安を払しょくした。

 初回は最速150キロの直球を軸に、3者連続三振と最高の立ち上がり。5回2死から広岡に先制ソロを浴び「長打はダメ。防がないと」と反省も、7回1死では見逃し三振でリベンジに成功した。

 この三振で、通算1000奪三振を達成。「今でも覚えている」とプロ初登板した11年10月の巨人戦、坂本から奪った三振を皮切りに昨季は初の奪三振王にも輝いた。打球が飛ばず安打や失策の恐れもない三振は「完全なアウト。投手ができる最も良いアウトの取り方」と記念の花束を手に誇らしげに笑った。

 今季は16年以来の故障による抹消を経験。それでも「年間25試合170~180イニングをクリアするためのいい時間と思っている」と1年間、投げ抜くための一休みとプラスに捉え、前を向く。

 「離脱した分、これからはバンバン、イニングを投げていかないと」と大野雄。頼れるエースの戦線復帰は下位に沈むチームにとって最大の朗報だ。(徳原 麗奈)

 《憲伸以来球団11人目の大台》大野雄(中)が21日の巨人9回戦(バンテリンドーム)の7回に広岡から見逃し三振を奪って通算1000奪三振を達成。プロ野球152人目。初奪三振は11年10月14日の巨人戦で坂本から。中日投手の通算1000奪三振到達は06年の川上憲伸以来15年ぶり11人目。1248回は96年今中慎二の1197回1/3に次ぐ2番目のスピードとなった。

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