ソフトBグラシアル、安心して引っ張れたランエンドヒット 決勝弾呼んだ「3者」の仕掛け

[ 2019年10月21日 07:00 ]

SMBC日本シリーズ2019第2戦   ソフトバンク6―3巨人 ( 2019年10月20日    ヤフオクD )

7回無死一塁、3ボール1ストライクから左前打を放つグラシアル(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 【追球ズーム シリーズここにFOCUS】ベンチ、走者、打者と3者の共通理解が決勝点を生み出した。

 0―0の7回無死一塁、工藤監督は動いた。一塁走者の4番・デスパイネに代走・周東だ。「投手にプレッシャーをかけたかった」。巨人・大竹はクイックモーションが速く、盗塁はリスクが高い。ただ狙いは揺さぶりだ。

 大竹は3球連続けん制を入れた。打者への注意はそがれる。周東の仕掛けた「偽盗」もそれに輪をかけた。

 「周東ならば一つのヒットで三塁まで行ける」とグラシアル。3ボール1ストライクの走りやすいカウント。盗塁を警戒する巨人は内角シュートを選んだ。広角に打てる助っ人は右打ちも可能だが、スタートした分、併殺打の確率が下がり、安心して引っ張れた。

 ランエンドヒットが決まり、無死一、三塁だ。松田宣の決勝3ランの舞台裏には「3者」の仕掛けがあった。 (福浦 健太郎)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年10月21日のニュース