広島 3選手に戦力外通告 庄司、船越は引退示唆 長井は未定

[ 2019年10月21日 14:06 ]

広島・庄司隼人
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 広島は21日、広島市内の球団事務所で第2次戦力外通告を行い、長井良太投手(20)、船越涼太捕手(25)、庄司隼人内野手(28)の3選手に来季の契約を結ばないことを通達した。

 庄司は昨季、自己最多の12試合に出場しながら、今季は昇格機会に恵まれなかった。「ここ3年ぐらいは勝負の年と思って毎日を過ごしてきた。悔いはない」と現役引退を示唆した。

 現役10年間の思い出には、2017年10月1日のDeNA戦で決めたプロ初安打を挙げた。現役生活唯一の安打を「(石井)琢朗さんに“初ヒットを最後に見られてよかった”と言っていただいた。そのときは退団するとは知らなかった。3日後ぐらいに退団を発表されて、重たい言葉だったのだな…と思いました。忘れられないです」と振り返った。

 船越も「野球に未練はない」と現役引退を示唆した。今ドラフトでは育成を含めて捕手2人を指名。「覚悟はしていた。めちゃくちゃビックリしているわけではない」と冷静だった。

 長井は高卒3年目。昨季は、5月4日のヤクルト戦でプロ初登板して自己最速の154キロを計測。4試合に登板するも、今季は昇格機会がなかった。「悔しい。このままでは終われない思いもある」と今後は未定とした。

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