阪神 藤浪 フェニックスLで2回無安打4K 最速は158キロ

[ 2019年10月21日 05:30 ]

3番手で登板した藤浪(撮影・坂田 高浩) 
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 阪神の藤浪晋太郎投手(25)が20日、宮崎で開催されている「フェニックスリーグ」の韓国・サムスン戦(アイビー)で2回を無安打無失点4奪三振の快投を見せた。最速158キロの速球がコーナーに決まる内容で手応え十分。完全復活への道を、力強く前進している。

 いつになく充実した表情で登板を振り返った。「フェニックスでは感覚がずっと良かったのですが、今日は特に良かったかなと感じています」。6回からの2イニングを無安打無失点4奪三振。最速158キロの剛球はコーナーに決まり、変化球は絶妙な高さから落ちた。なにより躍動感があった。

 先頭の9番の左打者を154キロで左飛に打ち取ると、次打者はカウント1―2から低めフォークで空振り三振。味方の失策と四球で一、二塁になっても4番の右打者を外角低め158キロで見逃し三振に斬った。「クイックのタイミングが合わなかった」という四球は右打者に与えたものだが、直球が外角低めに外れた内容で、制球難は微塵(みじん)も見られない。

 続投した7回は空振り三振、中飛、最後は右打者の外角高め157キロで見逃し三振だ。「指にかかって、しっかりコントロールできていたところはありました」と手応え十分の内容だった。

 本来の自分を見つけつつある。中継ぎ調整で臨んだ同リーグは登板6試合目。初めて複数イニングを投げた。「自分はもともとどちらかと言うと、真っすぐやカットで、力で勝負するタイプ。短いイニングに投げることで、自分のスタイルで投げられている」。小手先のテクニックではなく、力でねじ伏せる―。「リリーフをやらせてもらって良かったな…と感じてます」と吉と出ている。

 次回は先発として5イニング程度を予定しており、中継ぎは“卒業”して次の段階に入る。「復活ロード」を着実に進む藤浪は、実りの秋真っただ中だ。(巻木 周平)

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